苦しい、ズレる、あとが残る…。そんなブラの悩み、じつは年齢とともに変化している体が原因であることも。女性の体は刻々と変わっていきます。体重はキープできているからと油断せず、自分の体としっかり向き合って!今回は、加齢によるバストの変化について学んでみましょう。

若いころとなにが違う?8割の女性が下着難民に!?

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※エッセが行った読者アンケートによると、「デザイン重視から着心地重視になった」という意見が圧倒的!「 試着をして買うことがなくなった」という悲しい声も…

 アンケートをとったところ、年齢を重ねたことで下着に対する意識が変わったという人がじつに80%以上。また、バストのサイズ自体は変わらず、ずっと同じサイズの下着を着けているのに、なぜか違和感を覚えるという声も…。

 下着ショップのオーナーで、さまざまな年代の女性を見てきた國保和子さんいわく、「採寸してサイズが同じでも、20代女性に合うブラジャーが30代、40代に合うとは限りません。加齢によってバストの質も形も変化するので、数字にとらわれず、自分の体に合うものを探すことが大切」なのだとか。年齢に伴って変化する体型に合う下着選びが大切なのです。

加齢による“垂れ”と“ボリューム減”が2大悩み!

 バストには筋肉がないので、運動をするなどの努力をしても、若い頃のままの形をキープすることは困難…。サイズの大小に関係なく、だれもが下のステップ1からステップ3の順序で変化します。

・加齢によるバストの変化

※「ワコール人間科学研究所」資料を基に作成

・年代別・ステップの割合

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30代の9割で変化が!

 30代でまったくバストが変化していない人は、わずか1割!40代では100%の人のバストに変化が始まっています。年齢を重ねた自分の体に合った下着選びを心がけましょう。