節約の要といえば、なんといっても食費!前回

「調味料と日持ち食品は『給料日にまとめ買い』」

では、食費のなかにも固定費をつくって、毎月の予算を上手に管理することについてお伝えしました。

 今回は、わが家の食費節約のもうひとつのポイント「食費の5週分け」についてご紹介します。

毎月の食費は、あえての5週分けが節約のキモ!

 3歳と1歳の姉妹がいる4人家族のわが家では、1か月の食費の予算は2万円。そこから、固定費としている調味料や日持ち食品を買うと、毎月だいたい15000円が残ります。そうしたら、5週分に分けて1週間ずつやりくりしていきます。

5週目の「お楽しみ費」で、節約疲れ防止!

 予算を5週に分けておくと、5週目で少しゆとりができますよね(1か月は4週とちょっとなので)。これは、週の途中で切らしてしまいがちな牛乳や、子どもにねだられたときなど、自由に使える「お楽しみ費」にしています。予算内に余裕をつくっておくことで節約疲れ防止になるんです。

 ちなみに、1週間分の食材をまとめて買うとこんな感じ。

1週間分の食材
チラシを見て献立を考えて…とがんばりすぎず、その日のおトク食材を中心に予算分購入!
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 買い出し前にチラシは見ず、スーパーに行ってから、値段と品質を見てお得なものを選びます。この日はジャガイモ、ニンジン、タマネギが安かったのでまとめ買い。卵は、料理に使う個数は変わらないので、その代わりSサイズを選んで値段を抑えました。ちなみにこのときの合計は2,352円。

節約献立をチラ見せ!

 この材料を使って1週間の夕食をつくっていくと、自然と予算に合った“節約献立”になります!いくつかご紹介しますね。

・節約献立1

節約献立1

 安かったタマネギ、ジャガイモでジャーマンポテト。ニンジンのきんぴら。豆腐と豆苗のスープ、卵チャーハンといったラインナップ。もちろん豆苗はカットしたあともう一度水やりして育て、2回収穫しています。

・節約献立2

節約献立2

 この日は豆腐と鶏ひき肉の塩ロールキャベツ、ミニサラダ。鶏ひき肉に豆腐を混ぜてタネをかさ増し!さらに、細かく刻んだキャベツの芯と、つけ合わせに使ったニンジンの面取りした部分も刻んでタネに混ぜ込み、噛みごたえをプラス。満足感のある一品に仕上げました。材料の無駄もなし!

・節約献立3

節約献立3

 豆腐とツナのナゲット、野菜のマヨポン酢炒め、みそ汁。「固定費」として給料日にまとめ買いしておいたツナ缶がここで活躍!野菜炒めは、毎回味つけや切り方に変化をつけて、少ない材料でも飽きない工夫をしています。

 食費のなかにも固定費をつくったり、予算はあえて5週分に分けたり。ちょっとしたことですが、効果は絶大ですよ!節約生活、がんばりましょー!

【髙木 瞳】

三重県在住。姉妹(3歳、1歳)の子育て中。「お金をかけない豊かな暮らし」をテーマに、ブログ「

節約彩りLIFE*

」を運営