日々の家計をやりくりするうえで、大きな敵となるのが「外食欲」です。料理する時間がない…献立を考えるのが面倒くさい…疲れた…そんな気持ちでつい外食を重ねてしまい、月初に立てた支出の予算が崩れ、「また今月も赤字になってしまった」という家庭も少なくないのではないでしょうか。
もちろん、外食自体は楽しいことであり、ムリしてガマンするべきではありません。たまには外でおいしいものを食べ、息抜きした方が、節約は長続きするのです。

外食気分でも節約したい!そんなとき、ESSE読者が実践している7つのテクニック

大事なのはメリハリと、ちょっとした工夫です。ここでは、節約意識の高いESSE読者が実践している、外食にまつわる節約術を集めました。

●1.外食したくなったらお総菜でガマン

週末に外食したくなったら、お総菜を買うようにする、というテクニック。家族がそれぞれ好きなおかずを買えば、目先も変わるし、料理の手間が省けてゆっくりできます。外食するよりはずっと少ないお金で満足できることに。

●2.外食するときは家で再現できないか味を研究

外食するときは家で再現できないか味を研究
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家族やママ友と外食したときは、おいしい料理の味を研究するチャンス! どんな調味料や食材を使っているのか、みんなで想像しながら話すのも楽しいものです。外食でおいしかった味を、家でも再現すれば、料理のバリエーションを増やすこともでき、一石二鳥。

●3.近所のファミレスはメルマガ登録しておく

よく使う近所のファミレスに、おトクな割引がないかを事前にチェック。たとえば、「メルマガ登録すると自分や家族の誕生月は20%、そのほかの月も10%オフ」などのシステムがあるファミレスも。最近は公式アプリやLINEの公式アカウントなどでもクーポンが配布されることが多いので、ぜひリサーチを。

●4.外出前に炊飯器のタイマーをセットし、誘惑に勝つ仕組みを

外出前に炊飯器のタイマーをセットし誘惑に負けない

家族で外出すると、疲れてつい「夜も外食しちゃおう」という気分になりがち。それを防ぐために、外出前に炊飯器のタイマーをセットしておき、“外食したい欲”を抑制するというテクニックです。外で食事をしたがる夫への言いわけにもなります。外食するならランチにし、夜は家で食べれば、節約に。

●5.金券ショップでグルメカードを買う

運動会のあとなど、確実に夕食の準備ができないとわかっている日は、事前に金券ショップでグルメカードを買っておくのも手。5%くらいおトクになります。事前に予算を決めておくことで、食べすぎを防げるという効果も。

●6.外食専用財布をつくる

せっかくやりくりしていても、普段の家計から外食代を支出すると、ズルズルと使ってしまいがち。そこで外食専用の財布をつくって毎月決まった予算を入れておけば、心おきなく楽しめます。レストランのクーポンや割引券も一緒に入れておけば、使い忘れなし!

●7.外食は小銭貯金を使うルールに

外食は小銭貯金を使うルールに

外食専用財布の応用編として、少額の小銭を貯める「小銭貯金」を外食費にあてるという方法です。普段の家計とは別のお金なので、罪悪感なく外食できるうえ、「これで外食をしよう」と目標を家族で共有すれば、貯金もはかどるはず!