放射線技師にスポットを当て、レントゲンやCT検査、MRI検査、AIなどで“見えない病”を見つけ出し、患者の命を救う“縁の下のヒーローたちの物語”『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』。2019年月期に放送し、“ラジハ”の愛称で人気を博しました。

あれから2年、シーズン2となる『ラジエーションハウス2~放射線科の診断レポート~』が、10月4日からスタート。初回放送から話題を呼んでいます。原作は、現在『グランドジャンプ』で連載中の同名コミック。前作に続き、医師免許ももつ天才放射線技師・五十嵐唯織(いがらし・いおり)を演じるのは、窪田正孝さんです。

窪田正孝さん
窪田正孝さん
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『ラジエーションハウス2』窪田正孝さんインタビュー

「若い世代から大先輩まで、キャストのメンバーが本当に仲がよい作品だったので、そのにぎやかな現場に再び帰ってくることができて、純粋にうれしいですね。僕自身は、年近く時間がたったという感覚はなかったのですが、前作と同じセットの中に入ったときに、『帰ってきた』という思いが湧いてきました」

前作のラストで、海外のプロジェクトに参加するため渡米した唯織。幼い頃からずっと思いを寄せている放射線科医の甘春杏(本田翼)と、絶対に甘春総合病院に戻ってくると約束した日から2年。唯織が帰国したところから物語が始まります。

●「演じる五十嵐唯織は、年たってもまったく変わっていません(笑)」

「月日はたちましたが、唯織はまったくぶれていません。相変わらず、患者の病気を見つけることと、杏ちゃんにしか興味がないんです(笑)。唯織の衣装もまったく変わっていなくて、2年間同じものを着続けていたんだと、逆に衝撃でしたね。ただ、専門用語がすごく多いので、シーズン1より少なめにしてくださいということだけはお願いしました(笑)」

共演は、広瀬アリスさん、浜野謙太さん、丸山智己さん、矢野聖人さん、山口紗弥加さん、遠藤憲一さんら前作からの“ラジハ”メンバーに加え、新レギュラーとして、放射線技師の田中福男を演じる八嶋智人さん、新院長の灰島将人を演じる髙嶋政宏さんが加わり、ますますパワーアップ。八嶋さんは、シーズンでナレーションを担当し、最終話にゲスト出演を果たしました。

●唯織の技師としての奮闘と、杏との恋の行方に注目

「前作からのメンバーは、あらゆる苦難をみんなで乗り越えたという経験と、2年間でそれぞれが培ってきた経験が、役柄の濃度や奥行きにつながっていると感じました。新メンバーの八嶋さんは、今やすでに中心となって僕らを引っぱっていってくださって、リーダー的存在です。髙嶋さんは、視聴者の方から観たら唯織たちとは反対の立場にいる役柄。迫力ある演技力でドラマを盛り上げてくださるので、僕自身もやりがいを感じています。普段はすごく優しくて、趣味もたくさんもっている方なので、いろいろ勉強させていただいています」

放射線技師としては天才なのに、恋にはポンコツな唯織。病の原因を探る技師としての奮闘と、杏との恋の行方に注目です。

『ラジエーションハウス2~放射線科の診断レポート~』

毎週月曜 夜9時
フジテレビ系
全国ネット放送

公式サイト

【窪田正孝さん】

1988年、神奈川県生まれ。2006年、俳優デビュー。’12年、映画『ふがいない僕は空を見た』でヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。’14年、連続テレビ小説『花子とアン』で全国区に。以後、ドラマ『デスノート』『僕たちがやりました』『ヒモメン』『エール』、映画『東京喰種トーキョーグール』『初恋』などに出演。来年1月7日、主演映画『決戦は日曜日』が公開予定