そろそろクルマを買い替えたい…と思ったときに「新車は高いから割安な中古車の方がいい?」「値引き幅が大きい方は?」など悩むことも多いですよね。そこで、結局新車と中古車どっちがおトクなのか、クルマのプロに聞きました。

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クルマを買うなら(新車)VS(中古車)どっち? がおトク?(※写真はイメージです)
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クルマを買うなら(新車)VS(中古車)どっち?保証を徹底比較

新車と中古車の保証を比較しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

●新車

<保障するのは>

自動車メーカー

<保証内容>

3年間の故障の修理代はほぼ無料。走行距離10万kmまで、または購入後5年までの場合、エンジンなど基幹部分の故障は無料。

●中古車(5年型落ちの場合)

<保障するのは>

中古車店

<保障内容>

半年~1年間の故障の修理代は無料。それ以降は有料。保証期間や内容は店により異なる。

※自動車メーカーや中古車店によって若干の相違あり。

●突発的な出費を防ぐなら保証が手堅い新車がおトク

イラスト車家族

新車と中古車のどちらがおトクかは、価格、選択できるクルマの豊富さ、同じクルマを長く乗ること、気に入ったクルマに頻繁に乗り換えること…など、なにを優先するかで異なるので、「正解」というものはありません。

たとえば購入後の故障に備えて、修理代負担を最小にすることを優先して考えるなら、「保証」がしっかりしている新車がおすすめです。上表のように、新車の場合、3年間は無料で故障の修理ができ、購入後も5年間は基幹部分の故障には保証がついています。

一方、中古車の場合、保証期間は半年から1年が一般的。保証がないとエンジンなどの基幹部分が故障した場合は、修理代に数十万円はかかるので家計には痛い出費に。新車は初期費用はかかっても、故障の修理で急な出費が発生するのを防ぐことができます。

新車をおトクに購入するコツは、本命のクルマのライバルメーカーで同タイプの車種の見積もりを取ること。新車は中古車に比べて値引き幅が大きい傾向があるので、メーカー同士を競わせることで値引き額がアップすることも。